2008年3月19日

春の到来とノスタルジー

こんにちは。
私はおととい、社会人一年生として始めての確定申告を済ませてきました。
締めきり当日のギリギリ提出でした…。

本当はもっと早く準備して提出する予定だったのですが、直前に体調を崩して寝込んでしまってた上に(先週のお休みはその余波です。楽しみにしてくださった方、すみませんでした)、土曜日に仕上げたはずの書類に大量のミスが発覚したため、もう一度税務署から書類をもらって書き直すハメに…。

「確定申告はすっごい大変」といろんな人から聞いてしましたが、私のような、収入もたかが知れているひよっこライター(涙)はそんなに大変じゃないだろうとタカをくくっておりました。
しかしなんだかんだやっぱり大変…。ふう。

全国の個人事業主の方、今年度もお疲れ様です(笑)

さて、東京近辺の空気もめっきり春めいてきましたね。
私は久しぶりにお日様が照っている時間帯に外を出歩きまして、クシャミを連発しながらも春の訪れをしみじみ感じておりました。
自宅のそばに、早咲きの桜の枝があるのですが、なんともう若葉が芽吹いています。

税務署の近くにある高校のグラウンドでは、金属バットのカキーンという音と、真っ白い練習用のユニフォームに身を包んだ高校球児の姿が。
ああ、春なんだなぁと思う瞬間です。

なぜ高校球児の姿が春を思い起こすの?と思われるかもしれませんが、私の母校の野球部は、秋季大会が終わって3月までは筋トレ期間で、この季節からようやくグラウンド練習が解禁されていたんです。

何を隠そう、私は高校時代、野球部のマネージャーをやっていました。
父や弟が野球好きだったこともあって、少年野球やプロ野球、いつも野球が近くにあった幼少時代から思春期。友達に誘われて「野球好きだし、まぁいいか」というなんとなくな気分で入部しました。
自分の世話もできないくせにまぁよくも人のお世話をしようなんて考えたものです。

これまた何を隠そう、それまでピアノとエレクトーンとトランペット、ずっと文化系の王道を走ってきた私が、初めて近くで触れたのが野球部でした。

点数でどうこう言われない音楽に比べ、スポーツのそれには明確な勝者と敗者がいます。
シンプルさと、それゆえのシビアさ。
流れた幾筋もの涙。

でも、一介のマネージャーにできることはあまりにも少なくて、いつでも歯がゆい思いでいっぱいでした。練習試合のときに部員にまぎれて野次を飛ばしまくって相手の監督に激怒され、「ああ、部員だったらこんなこと言われなくてすむのに…」と大泣きしたこともありました(笑)

そんな中で勝手に始めたのが、部員たちの観察日記をつけることでした。
その日の練習メニュー、コーチのアドバイス、部員の表情、ぽつりと漏らした一言…。部誌や自分のスコアに書き留め、自分なりの視点でチームの状態をまとめました。

これが今の私の原点です。

運動神経もないし、スポーツに打ち込んだ経験すらない。体育祭で活躍する同級生がずっとうらやましかった、普通の人間。
そんな人間でも自分の目で見て、書けることがあるんだ。スポーツに深く入り込んでいけるんだ。この気づきが、私をこの業界へと導いてくれました。

「で、なんで野球好きがバスケットライターに?」
というところは、また別の機会にでも書こうかと思います。

というわけで、この季節のワクワク感っていうのは、野球部出身としては格別のものがあるのです。まだまだとっても寒いのですが、綺麗に整備したグラウンドに、パリっと洗いあがったユニフォームに身を包んだ選手から伝わってくる高揚感。空に広がっていく大きな声。格別の趣きがあるものです。

というバックグラウンドを持つ私は、花粉症は辛いけれど、このぽかぽかした幸せな陽気の下、スポーツをぼーっと眺めることがこの上なく幸せな瞬間です。(よく地元の少年野球の試合を、身内でもないくせにニヤニヤしながら見ています)。

バスケット界もストバスのシーズンが到来!
来週末は代々木公園にてALLDAYが開催されますね。
http://www.alldaymag.com/
普段はアリーナでしかバスケを見ないという方も、この季節ならではの「外バス」の気持ちよさ、体感してみるのはいかがでしょうか?


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プロフィール
青木美帆/Miho AWOKIE
1984年生まれ。早稲田大学卒業。早大体育会の報道紙「早稲田スポーツ新聞」でバスケットボール部を担当したことをきっかけに、在学中からバスケットボールに関する取材活動を開始。現在はフリーのバスケットボールライターとして中学バスケットボール(白夜書房)、FreeBas.(フリーペーパー)などで執筆中。周りからはさんざん「無謀だ」と言われていますが、体当たりで頑張っています。
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