2008年5月10日
バスケの未来とbjリーグ
プレイオフ決勝は大阪-東京というカードになりましたが、このゲームは、見ているほうも、そしておそらくプレーしている選手もとにかく疲れる試合だったことでしょう。(大阪・天日ヘッドコーチも記者会見で「疲れました」と話していました)
大阪も東京もディフェンスがいいチームというよりも「オフェンス先行型」「爆発力がある」というイメージが強いチームですが、この試合は違いました。互いに素晴らしいディフェンスを展開し、一歩もひかず、相手に一気に流れを持っていかれるということもほとんどなく、終始シーソーゲーム。スタッツも両チームともにほぼ同じで、本当に「ちょっとした差」が大阪に傾いただけのゲームだったな、と感じました。
東京アパッチは開始1分で青木康平選手が負傷退場。(青木選手は全治一ヶ月の眼底骨折とのこです)ジョー・ブライアント監督は「彼を失ったことは15〜20点を失うのと同義」と、青木選手の負傷退場を非常に残念がっていました。戦いに「たられば」は不要ですが、個人的にも、青木選手がコートにいたら、このゲームは変わっていたのだろうなと感じます。
ということで、bjリーグは、このプレイオフを持って今シーズンのゲームが全て終了しました。
このシーズンを見ていて私が強く感じたのは、日本人選手の成長ぶりです。
「オンザコート2」の規則を設けているJBLに対し、bjリーグは、コート上の外国人選手に制限が設けられておらず、リーグ発足当時から大きな話題を呼んでいました。初年度のシーズンが始まってみると、得点の大半を外国人選手が占め、日本人選手の得点は出場した選手全員を合わせて10点未満、なんてこともザラでした。アワード、ランキングも外国人選手がズラリを名を連ね、「このリーグは大丈夫なのか…」という不安が頭をよぎったこともありました。
しかし、シーズンを重ねるごとに、日本人選手は変化していきました。
当初は大型外国人の壁に戸惑うばかりの彼らでしたが(bjリーグは4番5番ポジションのみならず、1番にも190センチを超える外国人選手が多数所属しています)、次第にその高さや体の強さ、身体能力にアジャストしていったのです。
例えば新潟の小菅直人選手、池田雄一選手、東京の青木康平選手や牧ダレン聡選手、高松の岡田優選手、大分の与那嶺翼選手、仙台の高橋憲一選手などなどなど、試合を見てもスタッツを見ても、着々とレベルアップしているのが目に見えて、とても嬉しいです。
東京の仲摩純平選手は、ファイナルで大阪のマット・ロティック選手に対し、ボックスワンで徹底マーク。素晴らしいディフェンスを見せ、オフェンスでもドライブなどで魅せました。
「ボックスワンを指示されたのは今日(試合当日)でしたが、前から「そうじゃないか」と思っていたので、指示されても慌てることはありませんでした。マットは本当にいい選手だから、そういう選手にマッチアップできる楽しみのほうが勝っていましたね。bjリーグでプレーするのももう3年目なので、外国人選手へのマッチアップを『怖い』なんて思ったら引退するしかないですよ(笑)」と、なんてことなく、淡々と語っています。
セミファイナルにて大阪と対戦したライジング福岡、竹野明倫選手は、173センチと小柄ながら果敢に攻め気を見せ、4クオーターでは2連続スリーポイントを決め、6点差まで詰め寄りました。その後もリバウンドやスチールでつなぎ、勝利への期待を一気に膨らませた張本人として活躍を見せました。
「アーリーチャレンジで福岡に入団してみて、今は楽しく常に上を見て練習にも取り組んでいます。外国人選手の前でドリブルチェンジをしたら簡単に取られてしまうので、ひとつレッグスルーを入れてチェンジするなどの工夫が必要だと感じました。でも、シュートは狙っていけるし、うまくドライブで切り抜いていければレイアップまで持っていけます。相手を出し抜く手前での技の出し方を、来シーズンは極めていきたいです。ディフェンスは、相手の特徴を考えた上で、先手をとって動くことが大事だと思いました。並ばれたら確実にやられるから、先にコースに入り込むこと。どこの場所をということでなく、頭も含めた全体的な筋肉のレベルアップを計りたいです」(竹野選手)
普段のチーム練習でも外国人選手とのマッチアップで鍛えられているbjリーグの日本人選手たち。あとは、より多くの選手が試合での出場時間を伸ばし、実戦での経験をたくさん積んでいけば、ますますのレベルアップが期待できそうです。
bjリーグに外国人制限がないことは、様々な場所で色々な論議を呼んでいます。
「プロリーグなんだから、実力がある選手がたくさん入るのは当然じゃないの?」
「でも、外国人ばかりいるリーグって、なんか違和感があるよね」
私はやはり日本バスケットボール界の発展を願う人間なので、同じ日本人選手が成長し、レベルアップするのをリアルタイムで見つめられることは、とても幸せです。(それが「島国根性」ってやつなんだよと指摘される方もいるかもしれませんが…)バスケ後進国と酷評される日本ですが、いつの日か彼らが国際舞台で華やかに活躍してくれることを願っています。
毎日新聞の取材に対し、河内コミッショナーも「日本人をより強化する方策もそろそろ考えたい」と話していました。
最後にひとつ。
仲摩選手に話を聞いていて、非常に心に残る言葉がありました。
「まぁこういう仕事だから追い込もうと思ったらいくらでも追い込めるから…。どれだけ自分を追い込めるかっていうのが僕の仕事です」
「バスケは仕事である。」プロ選手としての自覚がこれほどにまで端的に表現された言葉を聞いたのは、これまでバスケット選手を取材してきて初めてでした。
前回のコラムで「バスケがアイデンティティの子供が誕生することを願う」と書きましたが、このように後天的ではありますが、深層心理から「バスケット」というアイデンティティが構築されている日本人が、着々と誕生してきているんですね。なんだか感動してしまいました。
ブースター文化、選手のアイデンティティ、リーグ・チーム関係者の夢と野望。
bjリーグを取材してきて、日本におけるバスケット文化の芽生えを感じています。
来シーズンからは滋賀と浜松が参戦し、ますます広がっているbjの輪。
(浜松の中村和雄ヘッドコーチは、日本バスケ界には数少ない名コーチのひとり。ファイナル終了後に行われた記者会見で「最初から優勝を狙う。どんな手を使ってでも、この場(ファイナル)に来たい」という非常に力強いコメントを残しています。また一人、bjリーグに強烈な個性の持ち主が現れましたね!)
どうかこのまま、バスケットボールの輪が広がり、つながり、大きなムーブメントとなるよう。
心から祈っています。
さて、シーズンが終了したのと同時に、このコラムも終了となります。
これまで読んでいただいた方、お付き合いいただき本当にありがとうございました。
点数表記の誤りなど、あってはならないミスがあったことは、今でも反省しています。申し訳ありませんでした。
このコラムは終了しますが、これからもあちこちのバスケ現場に足を運びます。
また、いつか、どこかでお目にかかれることを楽しみにしています!
青木美帆
2008年4月30日
原点としてのストリートボール
日本初(おそらく)のストリートボール情報ウェブマガジン「Breakin'」が25日に創刊しました。
http://www.brkn.jp/
このサイトは、SOMECITYやLEGEND、以前このコラムでも取り上げたALLDAYなどのイベントレポート、ボーラー(選手)のインタビュー等を通して、より多くの人々にストリートボールに親しんでもらおうというコンセプトのもと、立ち上がりました。
私も創刊号の企画段階から関わっていまして、何本か記事を書かせていただきました。
プロへと巣立っていったボーラーとして、東京アパッチの青木康平選手、岩佐潤選手のスペシャルインタビューも掲載されています。是非ご覧になってください。
さて、この「Breakin'」のお仕事を請けたあと、当然ながら様々なストリートイベントを見て、ストリートで生きる人の話を聞いて、ストリートボールのことを考えました。特に一生懸命考えたのは創刊号の特集にもなっている「ストリートボールって何?」という命題です。
「ストリートボールって屋外のコートでプレーすることじゃないの?」
答えはNO。なぜならば屋外施設で行われるSOMECITYやLEGENDもれっきとしたストリートボールです。本場アメリカのAND1ミックステープツアーも屋外で行われています。
「なんか派手なことするやつでしょ?股抜きとかドリブルで魅せるやつ。」
これもNOです。競技バスケと同等に、堅実なプレーで人気と注目を集めるボーラーもたくさんいます。
じゃあ一体ストリートって一体何なのさ!?と、結局堂々巡りになってしまうのですが、青木康平選手のある一言に、胸をコツンと動かされました。
「ストリートボールは『原点』だと思います。」
日本の子供がお父さん相手にキャッチボールをするように、アメリカの子供は、近くの公園に設置されている果てしなく高いリングを目指し、父親を相手に1オン1を楽しみます。
スラムダンクの「小坊主」こと沢北栄冶は、生まれたときから皮のバスケットボールをおもちゃにして育ちました。家にはお手製のリング。毎日日が暮れるまで父親相手に1オン1を挑みました。
これがストリートボールの原点。
音楽にせよ、美術にせよ、各地の生活様式にせよ、文化と呼ばれるものは、私たちが生まれたときから自然と親しみ、無意識のうちに体と心の中に構築されていくものです。
つまり、ストリートボールとは、バスケットボール文化全体の象徴なのではないかと思うのです。
しかし、私がライター陣との打ち合わせ中この沢北の話を持ち出したとき、「でも、実際問題日本にはそれはないですよね。」と一蹴されました。
その通りです。たいていの人がバスケットを始めるのは、ミニバスや部活。原風景としてのバスケットではなく、チームという組織の一部としてのバスケットが体と頭に刷り込まれるわけです。
これでは日本にストリートボール文化どころか、バスケットボール文化が根付くわけがありませんよね。
私は日本にバスケットボール文化が定着することを心から願い、活動を続ける人間の一人でありますが、そのためには原点回帰しなければならない。
というよりも私たちの手で原点を作り出さなければならない、と気づかされたのです。
ストリートボールは「個」のバスケ。ボールを使っての自己主張合戦です。だからこそ、競技バスケットとはまた違う、選手一人ひとりの生の輝きがまばゆいばかりにせめぎあい、多くの人が惹きつけられるのだと思います。
バスケットに携わるすべての人たち使命。それは、バスケットボールで自己紹介できる子供たち、バスケをアイデンティティとする子供たちが、この先の日本にたくさん誕生する環境を作り上げることではないでしょうか。
2008年4月22日
ワイルドカードゲーム@代々木!
さてさて、行ってまいりました代々木第二体育館。
観客入場時間(14時)の30分ほど前に、原宿からテクテク歩いて行ったわけですが、原宿駅はガゼット(ビジュアル系バンド。第一体育館でライブやってました)のファンらしき黒尽くめの人たちが、アースデイにやって来たヒッピー風のおしゃれさんたちが、「150人花見」という謎の企画を開催している学生風のみなさんが、そしてワイルドカードを観戦しにきたバスケットファンのみなさんたちがと、もう駅を出るのにも一苦労の混雑ぶりでした(笑)
で、相変わらずたくさんいる黒尽くめの人たちを横目に石畳を歩いていくと…。
出ました、第二体育館に続く大行列!
岸体育館を軽く超えるくらいの行列は、なかなか壮観でした。試合開始予定時刻だった15時になっても観客が入りきらず、急遽20分遅れてのティップ・オフとなりました。
ただ、試合が始まって見ても空席がけっこう多かったのでいささか拍子抜け。リーグがリリースした観客数は2511人でした。試合概要が決定するのが遅かったから、まぁ仕方がないのかもしれないけれど、ちょっと残念…。
会場にはスポーツコートが敷かれ、すっかりbj仕様となっていました。しかし、「bj観戦と言えば有明」が定着している私は、天井から吊るされている得点板(適当な表現が見つかりませんでした)がなかったり、売店が一箇所しかないので大混雑だったり、会場の照明と木目が目立つ館内が日常感たっぷりだったり、フロアレベルが狭くて圧迫感があったりと、様々な違和感がありました。(マイクの音声がはっきり聞こえたのはとてもよかったです。)
今回の代々木開催は、リーグや選手、ブースターにとっても大きなエポックとなりましたが、実際にゲームを見てみると、やっぱり代々木は「アマチュアの聖地」であって、bjの聖地である必要はないなと感じました。
試合は序盤から東京が「らしさ」全開でぶっちぎり、103-88で新潟を破り、プレイオフ進出を決めました。青木選手の1対1に、ヘリコプターのダンクに、会場が揺れました。
一見自由にプレーしているように見える東京ですが、今回の新潟戦に向けて、分厚いスカウティングレポートを選手に熟読させたそうです。
ポイントはディフェンスでした。ジョー・ブライアントヘッドコーチは、新潟の正攻法である、ガードがボールを支配し、そこへディフェンスが寄ってきたら外にパスを出し得点するパターンに対し、ガードにヘルプを出さない、1対1で攻めさせるということを徹底しました。また、藤原選手に対して、岩佐選手とダレン選手にしっかりプレッシャーをかけて、起点をつぶすことを徹底させました。
しっかりした戦略に基づき、選手が持ち味を生かして、楽しみながらプレーしていたところに、東京の強みを感じました。残り1分半で97-77となった時点で勝利を確信したのか、すでに選手は抱擁を交わしていました。ニックやヘリコプターがブースターを煽り、会場の雰囲気は最高潮に。控えの選手も全員出場し、東京ブースターにとっては最高のゲームとなったことでしょう。
このように東京が素晴らしいパフォーマンスを見せた反面、新潟の戦いぶりはちょっと情けなかったです。攻撃の生命線となるインサイドアウトが徹底できず、ディフェンスも結局最後までうまく機能しませんでした。リーグ発足時からbjを先導する存在として活動を続ける新潟ですが、レギュラーシーズンの戦いぶりとはうって変わって、トーナメントでは流れを逃すと一気に失速する弱さを露呈しています。「一発勝負に弱い」(廣瀬ヘッドコーチ)という自覚もあることですし、そろそろ真価が問われる時期に差しかかっています。
ウェスタンは福岡が高松に下克上を果たし、プレイオフ進出決定。これでようやく5月3日のカードが決定しましたね。
14:30 大阪エヴェッサ-ライジング福岡
18:00 仙台89ers-東京アパッチ
今年はどんなドラマが待っているのか、楽しみにしましょう。
会場の演出もかなり期待できそうですよ♪
2008年4月16日
ヨヨギのススメ
bjリーグのレギュラーシーズンも、とうとう昨週で終了。
終わってみればどのゲームも接戦ばかりでしたね。
沖縄での開幕戦で、河内コミッショナーはこう話していました。
「一試合でもお客さんに対して面白い緊張したゲームを見てもらいたいという意図でカンファレンス制とワイルドカード制を導入しました。5チームのうち3チームまでが、頑張れば有明でプレーオフに進めるということで、どこのチームも最後まで気が抜けません。これがどういう形でみなさんに評価していただけるかによって、『進化するリーグ』という理念の達成度も変わっていきます」
リーグ側の「より多くの緊張したゲームを」というねらいは、間違いなく達成されましたね。
ほとんどのチームが最終節までプレーオフへの希望を持って戦った今シーズンは、本当にエキサイティングでした。(選手や各チームのブースターは心臓に悪かったでしょうが…)
「消化試合」なんて言葉がどこにもない今シーズン最後のゲームを、多くのブースターが心から楽しまれたことでしょう。
さて、レギュラーシーズンは終了しましたが、日曜日にはさらに1ゲーム、絶対に負けられない、間違いなく熱い戦いが行われます。
先週末の結果により、ワイルドカード争いをするチームは東京vs.新潟、高松vs.福岡に決定しました。
ということで、イースタンカンファレンスのワイルドカードゲームは代々木第二体育館で開催!
もし新潟がホームになったとしても小千谷に行こうと思っていた私ですが、(会場となる予定だった小千谷総合体育館は、中野社長が作った体育館。以前このコラムで紹介した講演会を聞いたからには、是非訪れてみたかったのです!)やはり満員(になるはず。絶対。)の代々木第二体育館を想像すると…いてもたってもいられなくなってしまいます。
bjリーグを見てバスケットに関心を持つようになった方は、なぜ私がこんなに代々木第二体育館(通称『代々木』)にこだわるのかがわからないかもしれません。
もうあちこちで説明がされていますが、一応触れておきますと、代々木第二体育館は、「バスケットの聖地」。東京オリンピックのバスケットボール会場として建設された、日本唯一のバスケットボール専用体育館なのです。時々卓球やレスリングの大会も開催されています。
有明の雰囲気に慣れている方は、代々木を訪れたらさまざまな違和感を感じることでしょう。
■明るい
■狭い
公式サイトを見ると、最大収容人数は3,202人となっています。入りきらない人が出ないか心配です…。
■大概暑い
有明とは違い普通の体育館なので、とにかく熱気がこもりやすいです。着脱が楽な格好でいらして下さい。
■コートが緑
これはスポーツコートが敷かれるので見えないですね。この緑のせいで、写真やテレビに映る選手の顔色は悪くなります(笑)。
bjリーグが開幕するまでは、都内でのビッグゲームの取材といえばほとんど代々木でした。特に関東の大学チームにとって、代々木で試合をするということが非常に大きなモチベーションになります。関東大学学生リーグ1部に所属するチームは、9月から11月までの週末のほとんどを代々木でのゲームに費やすことになるからです。
一昨年、アスベスト除去作業のために丸一年代々木が使えなかったことがあり、従来代々木で行われていたインカレの決勝が、お隣の第一体育館で開催されましたが、違和感が強かったですね。
代々木の魅力は観客と選手との距離が近いこと。
有明だと、プレミアムシートとエキサイティングシート以外は、S席でもコートからはかなり遠くなりますが、今回はスーパーアパッチシートのみならず、アパッチシートもかなりの至近距離で試合を楽しめますよ。
また、有明のキャパシティがあまりにも広いため、レギュラーシーズンでは「ハコが詰まった状態」になることはありませんが、前述したとおり代々木はキャパが狭いので、アパッチブースターは体験したことのない密着感や一体感を感じることができると思います。
一部では「アマチュアの聖地」とも称される代々木第二体育館。
今回プロの手腕にかかると、この体育館がどのようなエンターテイメント空間に変貌するのか。こちらも注目していたいです。
満員の観客、華やかなパフォーマンス
ムンムンの熱気、響く歓声…。
ああ、日曜日が待ち遠しい!!
2008年4月10日
最終週の戦い!ウェスタン編
ウェスタンは高松と大阪が1位でのプレイオフ進出を、福岡と大分が3位となってワイルドカード進出を狙うという構図になっています。
まず高松と大阪の首位争いから。
当然ながら、両チームともに、絶対に首位になってレギュラーシーズンを勝ち抜けたいでしょう。
2位になるとワイルドカードでまた厳しい戦いを強いられることになりますからね。
最終節は、高松は新潟と、大阪は仙台とのゲームです。
ワイルドカード進出をすでに勝ち取っているものの、ホームで戦いたい新潟と、プレイオフ進出が決まっているものの、今シーズン最後のホームゲームを白星で飾りたい仙台。どちらも気を抜いたゲームをするわけがありません。
また、高松の対新潟戦は、戦績では高松が優位ですが、4月の初旬にケガを負ったウォーレン選手の回復具合が気になるところです。
この2チームは、とにかく相手より多く勝つこと。なるべく大きく点差をつけて勝利することが命題となります。得失点差0コンマの差で1位と2位となっている両チームは、相手が2勝した場合のことを考え、慎重な計算と判断をもって試合を組み立てなければいけません。
ゲーム中も相手の試合状況をうかがい、2勝で並んだ場合は試合が終わったあと、どちらが首位なのか、正式な判断が出るのを待ち…。チームもブースターもとにかく疲れる2日間になりますね(笑)。
大分と福岡の3位争いは、大分が1ゲーム差で3位という状況となっていますが、福岡がかなり有利にゲームを進められそうです。
大分は、ワイルドカードでホームを勝ち取りたい東京と有明にて対戦。かたや福岡は、今シーズン4勝全勝した沖縄とホームでの対戦ですから、精神的には福岡のほうがかなり楽なはず。
ただ、1ゲーム差で大分が勝っているのは変わりありませんから、たとえ2勝したとしても大分が2勝したらワイルドカード進出の道は途絶えてしまいます。
こうやって色々書きましたが、結局は大切なのは「人事を尽くして天命を待つ」。
あと2試合とにかく全力で戦って、ついてくる結果を受け入れることしかできませんよね。
プレーヤーもブースターも、やっぱりガチンコのゲームが一番楽しい。最高の2日間となることを期待しています!
2008年4月8日
最終週の戦い! イースタン編
こんにちは。
bjリーグは、残すところ2ゲームでレギュラーシーズンが終了します。
毎年思うんですが、本当にあっと言う間ですね…。
しかし、あと2ゲーム、これが今年は本当に熱いゲームになるわけです。
そう、カンファレンス優勝争いに加えてワイルドカード争いが加わるからです。
プレイオフ進出を決めているのはイースタン首位の仙台のみ。
東京と新潟はワイルドカード進出が決定しました。
ウエスタンの高松、大阪、福岡、大分は首位とワイルドカード進出を懸けた4つ巴(!)の争いが、たったの2日の間で繰り広げられることとなります。
熱すぎです!
今、一生懸命様々な状況を考えてこの記事を書こうとしているのですが…あまりに「〜の場合」という未確定要素が多すぎて、頭がこんがらがってきてます(笑)
まず、わかりやすいイースタンの新潟、東京から整理しましょう。
この2チームはすでにワイルドカード進出が決まっているので、今週末の戦いで重要となるのは「ホームか、アウェイか」、この一点につきます。
アウェイとなるとより辛いのは東京でしょう。新潟は定期的にバスツアーが組まれていますし、バスツアーがなくとも自ら足を運ぶだろう熱心なブースターがたくさんいます。
しかし、東京はこれまでにバスツアーを実施したことはありませんし、新潟のホームとなる小千谷総合体育館は、交通の便が非常に悪い場所だと聞いています。
チームとしての歴史が長い新潟と比べ、「それでも行く!」というコアブースターの数が少ないのは明らかです。
となると、東京は一面オレンジの会場で、大ブーイングにさらされて、このプレッシャーのかかったゲームを戦うこととなるのです。逆に、新潟からすればこれだけ力強いゲームはないでしょうね。
東京と新潟はは勝ち数は同じですが、新潟が得失点差で東京に勝っているので、新潟は東京よりも負け数が多くなった場合のみ3位となります。ほどよい精神状態で週末の試合に臨めるのではないでしょうか。
…と言いたいところですが、週末のゲームは高松との対戦です。
新潟は今シーズン高松に2戦2敗。昨シーズンも1勝3敗と負け越しており、プレイオフでは敗北。そのまま苦手意識を引きずっている状態です。
かと言って、対戦相手の面で東京が有利というわけでもありません。大分もワイルドカード進出がかかっているからですね。
個人的には、東京が2位となって、超満員の代々木第二体育館を見てみたいです。
(さすがに小千谷へは取材に行けないので…涙)
あるひとつの要素がプレッシャーとなることもあれば、一転して追い風にもなることもある。
わかっているつもりでも、やはり勝負の世界は紙一重です。
監督や選手でも読めない展開を、部外者であるライターが読めるわけがないと開き直っているのですが…
うーん、やっぱりもどかしいですね。
ウェスタンカンファレンスの行方については木曜日に更新予定です。
2008年4月2日
ALLDAYを見てきました
日曜日、以前紹介したALLDAYを見に行きました。
ALLDAYとは何ぞや?という方は
ALLDAY公式サイトをご覧になってください。
http://alldaymag.com/
この日の東京の予報は「午後から雨」。
主催者側が開始時刻を早めるなどの対策をとったのが功を奏し、準決勝から少し降り出したのですが、なんとか全日程を終了しました。
最後は「本当に桜咲いてるの??」っていうくらい寒くて、寒さに弱い私は震えすぎたせいで顔面が筋肉痛になり、観客は決勝戦が終わった瞬間、蜘蛛の子を散らすように離れていきましたが(笑)
でも、あれだけの寒さの中、決勝戦の勝敗が決するまでを見届けた観客はとても多かったです。改めてストリートファンの熱さを思い知らされました。
そしてその後、イベントが終わった3時過ぎから、降りしきる雨の中で七時過ぎまで撤去作業を行った(そしてそのあと打ち上げをした)というスタッフの皆さんの情熱にも頭が下がります。お疲れ様でした!
今回優勝したのは、はるばる愛知県からやってきた初出場チーム、PROLINEです。準決勝で、2大会連続優勝していたTeam-Sに快勝、決勝のAT平塚Connections戦も、前半で25-6と大差をつけたのち、ぶっちぎりで優勝を決めました。

このPROLINE、ストバスのチームにしてはディフェンスがタフだし、かちっとしたバスケットをするなぁと思っていたのですが、あとで聞いた話によると、彼らはつい先日開催された全国クラブ選手権でベスト4入りした、体育館バスケの強豪チームだったのです。
特にMVPとなった#5マイケル・キースの身体能力は目を見張るものがありました。

今回のALLDAYは、このPROLINEのように地方から参加したチームがいくつかありました。
また、チーム編成も、男女混合、子供と大人のミックスチームなど非常にバラエティに富んだものとなりました。
「2005年に出場チーム8チームのワンデートーナメントとして始まったALLDAYですが、8チームでは出場するチームも固定してきて、マンネリ化してしまったんです。2007年からツーデーでコートを2面使うようになって、42チームが参加できるようになりました。現在は参加希望チームが多すぎて、出場をお断りしなければならない状態にまでなっています」とは、ALLDAYを主催するNPO法人KOMPOSITIONの秋葉直之専務理事。
秋葉氏自身はバスケット経験はないそうですが、以前ナイキに勤務されていて、代々木公園ジョーダンコートの寄贈を担当された経験をお持ちです。
そんな方が、現在、ジョーダンコートで行われるALLDAYのオーガナイザーとして活動されているのですから、縁というのは面白いものですよね。
スタートから3年にして、早くも14回の開催を重ねたALLDAYですが、秋葉氏曰く、今後はもっと参加チーム数を増やし、観客のホスピタリティの充実のために参加型のイベントや出店を増やすなどの工夫をしていきたいとのことです。
また、bjブースターなら要チェックなのは、5月に行われるオールスターゲーム。
実は昨年のこのイベントには、波多野和也選手、青木康平選手、ダレン牧聡選手など、bjリーグの花形選手たちが参加しているんです。
午前中は、一般参加者のピックアップゲームを行い、ここで目立ったプレーを見せた選手は、夕方行われるオールスターゲームに参加することが可能となります。
秋葉氏は「今年も是非楽しみにしください」とおっしゃっていたので、もしかしたら憧れの選手と一緒にプレーできるかもしれませんよ?
「すべてはバスケのために」が合言葉だというALLDAY。
ストリート、競技バスケ。プレーヤー、ファン、バスケを知らない人。
それらの垣根をすべて取っ払って、ストリートだからこそ実現できる、誰もが楽しめるバスケットを追求していってもらえたらな、と思っています。
※今回の写真は私のバスケ仲間、ウラン嬢が撮影してくれました。
ありがとう!
2008年3月25日
有明コロシアムに物申す!
翌日も勝ち星を上げて7連勝となりました。
試合はアパッチが日本人選手のスリーポイント、外国人選手の強烈なダンクで魅せ、快勝。新潟はいまいち調子が出なかった様子で、リバウンドとターンオーバーが課題だったように思えます。
私はこの日、記者席でなく、中野社長の講演でお世話になった富士通コミュニケーションサービスの社員さんと一緒に、新潟の応援席で観戦していたのですが、初めて新潟ブースターの応援を身近感じて、やっぱりすごいなぁと感じました。
まずアウェイなのに、S席とSS席がほぼ満席ということにビックリ。バスツアーで観戦にいらしていたブースターが20名から30名ほどいたのにもビックリ。納得のいかないジャッジに対して激しく抗議する様子にはさらにビックリでした。
さて、話は変わりますが、有明コロシアムの演出は05年のリーグ開幕時と比べ、随分クオリティが向上されましたね。当時は、ブースターと会場のテンションがまったくかみあわず、MCも「ただ叫んでいる」という感じでしたが、チーム側の改善と、ブースターの慣れや理解がようやくいい感じに融合してきたな、という印象を受けました。
それでも、今回会場の様子を見ていて、個人的に気になった点がいくつかあったので、挙げてみます。
やっぱり寒い!
土曜日の日中はとても暖かかったのですが、やはり夜は(というか有明コロシアムは)冷え込みが激しいです。カイロや温かい食べ物も販売していますが、そろそろ何かしら対策がほしいですね。
これだけ寒いと、一見さんがもう一度足を運ぶのをためらってしまうのでは、と思います。
例えばJリーグのように、チームマフラーや手袋、あとはフリース素材のブランケットなんかを販売してくれれば寒さも防げるし、東京ブースターに関しては、着用できるグッズが増えて嬉しかったりするんじゃないでしょうか。
マイクの音が聞こえにくい
せっかくMCが会場を盛り上げてくれているのですが、反響してしまって何を言っているのかわからない、というのは非常に残念。
私が見た感じですと、スピーカーが一箇所しか機能していませんでしたが、何箇所かに設置したらもっとよく聞こえるのかもしれないな、と思いました。
ハーフタイムが暗い
ハーフタイムになって席を立とうとしたところ、演出で会場は真っ暗に。階段を踏み外しそうになって、ちょっと困りました。
大きなホールを使っての演劇やコンサートのときは、危険防止のために、足元の明りだけはだけは常に点灯していますよね?有明にはそういう設備がなさそうなので、それは仕方ありませんが、それでも人が多く移動するハーフタイムに真っ暗というのは…。
というわけで、本当に個人的な意見なのですが、有明コロシアムに対するちょっとした不満でした。普段よく足を運ばれるみなさんは、どのような意見をお持ちですか?よかったら聞かせてください。
2008年3月19日
春の到来とノスタルジー
こんにちは。
私はおととい、社会人一年生として始めての確定申告を済ませてきました。
締めきり当日のギリギリ提出でした…。
本当はもっと早く準備して提出する予定だったのですが、直前に体調を崩して寝込んでしまってた上に(先週のお休みはその余波です。楽しみにしてくださった方、すみませんでした)、土曜日に仕上げたはずの書類に大量のミスが発覚したため、もう一度税務署から書類をもらって書き直すハメに…。
「確定申告はすっごい大変」といろんな人から聞いてしましたが、私のような、収入もたかが知れているひよっこライター(涙)はそんなに大変じゃないだろうとタカをくくっておりました。
しかしなんだかんだやっぱり大変…。ふう。
全国の個人事業主の方、今年度もお疲れ様です(笑)
さて、東京近辺の空気もめっきり春めいてきましたね。
私は久しぶりにお日様が照っている時間帯に外を出歩きまして、クシャミを連発しながらも春の訪れをしみじみ感じておりました。
自宅のそばに、早咲きの桜の枝があるのですが、なんともう若葉が芽吹いています。
税務署の近くにある高校のグラウンドでは、金属バットのカキーンという音と、真っ白い練習用のユニフォームに身を包んだ高校球児の姿が。
ああ、春なんだなぁと思う瞬間です。
なぜ高校球児の姿が春を思い起こすの?と思われるかもしれませんが、私の母校の野球部は、秋季大会が終わって3月までは筋トレ期間で、この季節からようやくグラウンド練習が解禁されていたんです。
何を隠そう、私は高校時代、野球部のマネージャーをやっていました。
父や弟が野球好きだったこともあって、少年野球やプロ野球、いつも野球が近くにあった幼少時代から思春期。友達に誘われて「野球好きだし、まぁいいか」というなんとなくな気分で入部しました。
自分の世話もできないくせにまぁよくも人のお世話をしようなんて考えたものです。
これまた何を隠そう、それまでピアノとエレクトーンとトランペット、ずっと文化系の王道を走ってきた私が、初めて近くで触れたのが野球部でした。
点数でどうこう言われない音楽に比べ、スポーツのそれには明確な勝者と敗者がいます。
シンプルさと、それゆえのシビアさ。
流れた幾筋もの涙。
でも、一介のマネージャーにできることはあまりにも少なくて、いつでも歯がゆい思いでいっぱいでした。練習試合のときに部員にまぎれて野次を飛ばしまくって相手の監督に激怒され、「ああ、部員だったらこんなこと言われなくてすむのに…」と大泣きしたこともありました(笑)
そんな中で勝手に始めたのが、部員たちの観察日記をつけることでした。
その日の練習メニュー、コーチのアドバイス、部員の表情、ぽつりと漏らした一言…。部誌や自分のスコアに書き留め、自分なりの視点でチームの状態をまとめました。
これが今の私の原点です。
運動神経もないし、スポーツに打ち込んだ経験すらない。体育祭で活躍する同級生がずっとうらやましかった、普通の人間。
そんな人間でも自分の目で見て、書けることがあるんだ。スポーツに深く入り込んでいけるんだ。この気づきが、私をこの業界へと導いてくれました。
「で、なんで野球好きがバスケットライターに?」
というところは、また別の機会にでも書こうかと思います。
というわけで、この季節のワクワク感っていうのは、野球部出身としては格別のものがあるのです。まだまだとっても寒いのですが、綺麗に整備したグラウンドに、パリっと洗いあがったユニフォームに身を包んだ選手から伝わってくる高揚感。空に広がっていく大きな声。格別の趣きがあるものです。
というバックグラウンドを持つ私は、花粉症は辛いけれど、このぽかぽかした幸せな陽気の下、スポーツをぼーっと眺めることがこの上なく幸せな瞬間です。(よく地元の少年野球の試合を、身内でもないくせにニヤニヤしながら見ています)。
バスケット界もストバスのシーズンが到来!
来週末は代々木公園にてALLDAYが開催されますね。
http://www.alldaymag.com/
普段はアリーナでしかバスケを見ないという方も、この季節ならではの「外バス」の気持ちよさ、体感してみるのはいかがでしょうか?
2008年3月5日
bjリーグ 中野社長が起こした奇跡
先週の火曜日、bjリーグの中野秀光社長の講演会を聞くため、富士通コミュニケーションサービスさんにお邪魔してきました。
富士通コミュニケーションサービスは新潟アルビレックスBBのスポンサーで、チームとの共同企画で「アルビレックスBB エコスタンプラリー」(選手、廣瀬ヘッドコーチが参加するゴミ拾い)などの地域貢献活動にも携わっていらっしゃる会社です。
今回の講演会は、「夢へのチャレンジ!」と題した若い社員さん向けのセミナーで、テレビ会議システムで全国6か所をつなぎ、約130名の聴講者が参加しました。
中野社長がお話されたのは、「実際にある街で起きた、小さな奇跡」について。
中野社長はbjリーグに関わる以前に、新潟県にある人口4万人足らずの小さな町、小千谷市に建設費56億円の総合体育館を作り、1996年8月にこけら落としイベントとして、NBAのOB選手を中心としたチーム対当時の強豪チーム、熊谷組のビッグマッチを実現させるという、まさに「奇跡」としか言いようのない偉業を成し遂げた人です。
家紋屋さんの跡取り息子だったというビックリのエピソードから話は始まり、ゲートボールの指導員(!)、交通指導員、高校バスケ部の外部コーチ、審判、小千谷市青年会議所と様々な職に携わりながらも、バスケットへの情熱を持ち続けていた中野社長。
さらに、多くの仲間や賛同者に恵まれたことで、1000円の演歌のコンサートチケットですら売れ残る小千谷市で、8800円という高額チケットを完売させ、イベントを大成功に導いたのです。
また、このイベントで使用された、レーザー光線を用いた演出方法は、なんとK−1が演出モデルの原型として参考にした、当時としては画期的なものだったそうですよ。
…と、こうやって簡単に書いてしまっては、奇跡の重みが伝わらないかもしれませんが、かれこれ300回以上の講演会で同じ話をしているという事実が、この奇跡がどれだけの価値があったものなのか、どれだけの人に力を与え、支持されてきたかということの証明になるのではないでしょうか。
「僕はもう同じことしか話せませんから…」とご謙遜されていましたが、紙芝居屋さんのようにテンポよく、感情たっぷりに語られるエピソードのどれもが、非常に興味深く、楽しいものばかり。
「僕はね、ほんっとうに嬉しかったんですよ!」
そう何度も繰り返す中野社長の表情は、本当に嬉しくてしょうがないという満面の笑み。見ているこちら側までニコニコしてしまう、素敵な表情でした。
家業の家紋屋をしていたとき、気づいたら家紋ではなくバスケットボールを書いてしまっていたという話には一同大爆笑。
熊谷組を呼んだイベントの際、長岡市からわざわざ借りてきたダンクができる移動式のゴールが、会場である学校の体育館に入らず落胆していたところ、青年会議所のメンバーの大工さんが校長の家に行って「体育館の窓をくりぬくかせてくれ」と直談判、OKをもらったあと、夜を徹して、たった一人で窓をくりぬいていたという話には、ホロリと涙を流す人がたくさんいました。(同席されていたbjリーグの社員さんも涙してしまったそうです笑)
予定時間を大幅にオーバーする講演会となりましたが、退屈することは一度もありませんでした。通常業務を行った後に行われたセミナーにも関わらず、参加された富士通コミュニケーションサービスの社員さんたちも、最後までまっすぐと中野社長へと目をむけ、真剣に聞き入っていました。
最後に中野社長は「必ず47都道府県にプロチームを作ります」と公言し、「もしこの世の中のすべてのことがらに成功を求められるなら、この世の中に青年はいらない」というメッセージを送り、終演。
その後の懇親会では、若手社員の方々と気さくに言葉をかわし、bjリーグのレプリカボールを賭けたジャンケン大会では、20歳を超えた社員さんたちが、子供のような表情で、一喜一憂しながらジャンケンをしていたのが印象的でした。
3年目のシーズンを迎え、ビジネスモデルとしても、スポーツモデルとしても着々と成長を遂げているbjリーグ。
このリーグが元気に成長している理由は、トップにいる人間がバスケットが大好きでたまらないから――。
これに尽きるな、と感じました。
